[Archives SALE] ARCHIVE SHIRT
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Archive Shirt / YINDIGO A M
YINDIGO A M x 蝶矢シャツによるコラボレーションで生まれたシャツ。
いわゆるシャツの作りというような、スペック的なポイントは渋滞するほどなんですけど、こちらの場合は、そういった積み重ねが、最終的な感覚に昇華されていて素晴らしい。
心地よくて気持ちのいい安心感すらあって、不思議と穏やか。
はじめてこのシャツを見た時は、どうかしてるなと思いました。この縫製の技術と、そこから醸し出される、服の隅々に充満している気合。それがあからさまではない分、いっそうどうかしている。なのに、だから?心地よい。語りどころは満載なんですけれど、まずなによりも着ていただきたい。
蝶矢シャツは1886年創業の日本最古のシャツブランド。天皇家へ品物を納めるのはもちろん、かつては三島由紀夫や井上靖も愛用していたとのこと。
大抵の服は各工程を別の職人が担当しますが、こちらは裁断から縫製仕上げまで、同じ職人が手掛ける丸縫い。だからなのでしょうか、不思議な安心感があるのは。ズレのない微細な美意識が積み重なって、スッと芯が通っている感覚。
このタイミングで、こちらのシャツをご紹介したのは、使用されているマスターシードコットンがもう無くなってしまったから。
マスターシード®は、蝶矢シャツと長らく協業してきた東洋紡が1993年に交配栽培に成功した品種で、シーアイランドコットンの光沢となめらかさ、ピマコットンの繊維長と強靭さを兼ね備えたハイブリッド品種です。
日本に洋装が入ってきた頃から変わらぬ試行錯誤を続けている姿勢の賜物といいますか、原料、それも綿の品種から開発するというのは初めて聞きました。
しかし、環境の問題で土壌が痩せ続け、生育も難しく、それを生地としての品質を確保して仕上げるまでの工程に関わる職人さんたちの高齢化や後継者不在により、マスターシードを作ることはできなくなってしまいました。なんだか不思議な感慨に浸ってしまいそうになります。。
縫製や素材の話が続きましたけれど、それらを生かしシャツとして魅力的にまとめ上げているYINDIGO A Mの仕事もすばらしい。蝶矢シャツ同様、ものをつくるクレイジーな姿勢が共振するんでしょうか。
こちらもイカ胸でフォーマルな印象ですが、日常的に着用いただけます。洗いざらしでバサッと。それでも不思議な品が漏れちゃうあたりが、らしさ。
WATERと名付けられた、このブルーの色味も美しい。マスターシードのツヤとハリで、光や風に揺られるたびに表情を変える様子は、まさに水のよう。
これからもシャツは作り続けられますが、マスターシードはここまで。
兎にも角にも、こんな快適で且つ気安さもあるシャツはなかなか無いと思います。ぜひ袖を通していただきたい。
made in JAPAN
material: cotton (マスターシード®)
works: 蝶矢シャツ
production: YINDIGO A M
size:
40 / 身幅52.5 x 肩幅40.5 x 袖丈59.5 x 着丈85cm
46 / 身幅55 x 肩幅44 x 袖丈63.5 x 着丈86cm
48 / 身幅56.5 x 肩幅45 x 袖丈65 x 着丈88cm
*サイズは平置きにて計測。個体差もございます。予めご了承ください。
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